SACD 輸入盤

交響曲第8番『千人の交響曲』 ジョナサン・ノット&バンベルク交響楽団、バンベルク響合唱団、他

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TUDOR7192
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

マーラー交響曲第8番『千人の交響曲』
ノット&バンベルク響
ハイブリッドSACD


2003年録音の第5番に始まったジョナサン・ノット指揮バンベルク交響楽団によるマーラー・シリーズに、交響曲第8番『千人の交響曲』が登場。同時発売となる交響曲第6番『悲劇的』とともに、約8年をかけての通常の9曲から成る交響曲全曲シリーズ完結編となるものですが、2012年には、交響曲第10番アダージョと、ゾッフェルとフォークトの歌唱で『大地の歌』をとりあげていたので、もしかすると全集完成はその2曲のリリースを待ってからのことになるのかもしれません。
 今回登場する交響曲第8番は、先にリリース済みできわめて評価の高い「交響曲第3番」の翌々月である2010年7月に収録されているため、内容には期待ができそうです。
 近現代音楽を得意とするジョナサン・ノットは、楽譜の情報を最大限に表出する術に長けているので、この交響曲第8番でも、大編成の迫力だけでなく、マーラー後期ならではの細部に凝った室内音楽的な要素にも十分な配慮がなされているものと思われます。
 今回もオリジナルのマルチ・チャンネル方式でレコーディングされており、SACD層には2チャンネル音声と5.1チャンネル音声の2種類の音声が収録され、通常のCDプレイヤーでも再生可能なCD層には、2チャンネルのステレオ音声が収録されるという手間ひまかかった丁寧な仕様となっています。

【各曲の収録時期】
交響曲第1番:2005年12月19-21日、2006年1月2日
交響曲第2番:2008年3月14-15日
交響曲第3番:2010年5月25-30日
交響曲第4番:2006年12月18-22日
交響曲第5番:2003年9月15-19日
交響曲第6番:2008年10月27-31日
交響曲第7番:2011年7月11-15日
交響曲第8番:2010年7月21-26日
交響曲第9番:2008年9月15-19日

【指揮者プロフィール】
ジョナサン・ノットは1962年生まれのイギリスの指揮者。2000年1月にバンベルク交響楽団の音楽監督に就任するまでは、ヴィースバーデンの州立歌劇場、そして市の音楽監督を務めるなど、ドイツの伝統的な指揮者の典型ともいえる“カペルマイスター”的なキャリアを積んできました。一方で彼は、現代音楽も得意としており、アンサンブル・アンテルコンタンポランの首席客演指揮者として、多くの新作初演を手がけてきたほか、あるテーマのもと、クラシックと現代音楽をカップリングしたコンサートを制作するなど、そのユニークな姿勢は幅広い聴衆から支持されています。
 レコーディングにもノットの多彩な才能は反映されており、これまでにベルリン・フィルを指揮したリゲティの2枚の作品集(Teldec)や、アンサンブル・アンテルコンタンポランとのエマヌエル・ヌネス作品集(Accord)、ヘルムート・ラッヘンマン作品集(Kairos)、ジョン・アダムズのDVD(ARTHAUS)、クセナキス、ベリオほかの作品集(BIS)、ワイル、ヴェレス、シュテファン作品集(PAN)といった現代作品や、バンベルク交響楽団とのブルックナーの交響曲第3番、シューベルト交響曲集、シューベルト・エピローグ(現代作曲家がシューベルトを題材に編曲・作曲したもの)、ヤナーチェク、ストラヴィンスキーなどがリリースされています。(HMV)


【収録情報】
マーラー:交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』 [78:37]

 第1部:賛歌『来れ、創造主なる聖霊よ』 [22:21]
 第2部:ゲーテの『ファウスト第二部』から最後の場 [56:16]

 ヤニナ・ベヒレ(ソプラノ)
 ミハエラ・カウネ(ソプラノ)
 マリソル・モンタルヴォ(ソプラノ)
 マヌエラ・ウール(ソプラノ)
 リオバ・ブラウン(アルト)
 シュテファン・フィンケ(テノール)
 ミハエル・ナジ(バリトン)
 アルベルト・ドーメン(バス・バリトン)
 バンベルク交響楽団合唱団
 チェコ・フィルハーモニー合唱団
 ヴィンツバッハ少年合唱団
 バンベルク交響楽団
 ジョサナン・ノット(指揮)

 録音時期:2010年7月21-26日
 録音場所:バンベルク、ヨゼフ・カイルベルト・ザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.1 SURROUND

収録曲   

  • 01. Mahler: Symphony No. 8: Part I: Veni creator spiritus [22:21]
  • 02. Part II: Closing scene from Goethe's Faust [56:16]

ユーザーレビュー

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威圧的なところの全くない清廉なマーラーだ...

投稿日:2014/01/16 (木)

威圧的なところの全くない清廉なマーラーだ。ノットは細部まで丁寧に仕上げており、感受性も豊か。興奮ではなく深い感動に導くところが素晴らしい。合唱も出色の出来。惜しいことに女声独唱陣がビブラートの強い粗い歌唱でがっかりさせる。この曲は指揮、オケ、独唱、合唱、録音すべてが及第点になければ聴き手を納得させられない。そしてそうした録音は殆んどない難物なのだ。同系のブーレーズよりずっと良いが、それでもこの課題はクリアできなかった。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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